災害時のソーシャルの利用
大震災の時など災害時に活躍をした、無線機通信によるツイッタ―やフェイスブックなどの様々なソーシャルメディアは、具体的にはどのように活用されていたのでしょうか。
まずは、アカウントを持つ誰もが140文字という短文を投稿できるツイッタ―では、東日本大震災の時に、避難所に詰めていた被災者が物資の支援を呼びかけた所、たった2時間後には必要以上の物資が集まったという活用例があります。
テレビの報道を見ていた国民の誰しもが、手助けをしたい…と思っていても、具体的に何が必要なのかわからずにもどかしい思いをしていた所、無線機端末を持つ被災者からの声というリアルな支援の呼びかけが、ソーシャルネットワークシステムにより広がり、このような良い結果につながったようです。
無線機端末を持つ支援者と支援されたい人が、電波によってダイレクトにつながった結果とも言えますよね。
他にも、フェイスブックという個人が持つアカウントで、知人や友人、家族の安否確認をしたという例もありましたし、NHKは災害放送時に、テレビ放送と同時にインターネット通信を用いたユーストリームを利用しました。
ユーストリームとは動画の生放送のようなもので、災害時にテレビ放送の無線機であるアンテナが壊れてしまってテレビを見ることが難しい被災者などが、携帯の無線機端末を使って電波をキャッチし、大切な情報を知ることができました。
従来であれば、通信手段は電話だけ、情報の入手は一方通行でテレビとラジオだけであったのが、電波の通信を使うことで様々な手段が増え、支援の行き違いを防ぐ、すぐに行動できるなど様々なメリットがあるようです。
お薦めの無線機の紹介
スタンダード無線機
無線メーカーの大手株式会社スタンダードSTANDARD(八重洲無線)の無線機や特定小電力トランシーバー(インカム)の価格。防水・堅牢な免許申請型のVXD450Uや登録局のVXD450R特定小電力無線機のFTH-307等様々取り扱います。取扱説明書・カタログもあります。防災やアウトドアでお役に立てる無線機です